新作ジャムが出来上がりました!

日本の柑橘は、古くは日本書紀に「橘」が記されてから、食用としての様々な品種改良を経て今日まで脈々と歴史は続いています。
その皮の効能は気を巡らせ(理気)、邪を払うとされ、漢方や薬膳、身近なものでは七味唐辛子やお屠蘇の屠蘇散にも利用されていますね。

愛媛の宇和島は、温暖な気候と太陽の恵みをふんだんに得て、数多くの品種を栽培している柑橘の有名どころ。
糖度を確保し、立派な大きさの果実となるまでの、生産者の方の努力はいかほどかと感服するばかりですが、さらにそれが無農薬となると作り手の情熱と愛を感じずにはいられません。

今回は、宇和島産無農薬のそのままでも美味しく、姿も麗しい果実を丸ごと使って3種の柑橘(タロッコオレンジ・せとか・はるか)のジャムを作りました。
イタリアで多く作られているタロッコオレンジは、ブラッドオレンジの一種。華やかな香りと赤みを差した美しい色合いが特徴です。
せとかの甘みは驚くほど!掛け合わせを重ね、オレンジとみかんの良いとこ取りを集結させた贅沢な柑橘です。
フォルムがとても愛くるしいはるかは、日向夏の自然交雑実生から生まれた品種。独特の爽やかな香りと優しい酸味、レモンイエローの果皮が気持ちもリフレッシュさせてくれます。

皮を楽しむマーマレードをと思いましたが 、たっぷりの果実を充分に生かしたジャムに近い仕上がりとなりました。
そこに大好きなコリアンダーシードをプラス。
シードを噛んだときに弾ける清々しい香りが、どこか柑橘の印象を残すコリアンダー。
同様の消化促進、浄化の作用があると言われるのも腑に落ちます。

先人の恩恵を受け、共に育み、次に伝える。
品種改良は、美味しさと効率への強い欲求から始まった技術ですが、長い年月と手をかけ、育むという点ではそこに終わらない深い想いが加味されているように感じます。
そして小さないのちに託された恵みを、我々のからだを営む宝と捉えた先人の知恵に感謝いたします。

3種の柑橘とコリアンダーシードのマーマレード ¥400

数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。

ご好評により、完売いたしました。
ありがとうございました。